新型ヴェルファイア ホイールが軽いと良いことづくめなワケ | 40系ヴェルファイアZ Premierのブログ

【補足説明】ホイールが軽いと良いことづくめなワケ

レアマイスターのLF-FORCEは40系アルヴェルにお薦め!

先日交換したスタッドレスセット「LF-FORCE+MICHELIN X-ICE SNOW SUV」は耐荷重も充分な上軽量で、40系アルヴェルには絶対お奨めのスタッドレスセットなのですが、そのインプレッション記事で「走り出しが軽いと感じた」というようなことを書いたけど「3.6kg×4本で14.4kgでしょ?たったそれだけでそんなに走りが変わるわけないんじゃないか!?」と思う方もいるかも知れないので補足説明させていただきます。

まず、クルマはホイールが回転することによって走り出しますが、これは大きなフライホイールを4個も抱えて走っているとも考えられます。このフライホイールの効果は「慣性モーメント」という用語で表しますが、中心から離れたところに大きな質量がある回転体ほど、この「慣性モーメント」は大きくなります。
慣性モーメントが大きくなればなるほど、それを回し始めるのに大きな回転力が必要で、19インチという大径ホイールを履く40系ヴェルファイアではなおさらだ。軽量なホイールに履き替えることによってこの慣性モーメントが小さくなり、走り出しが軽くなることは間違いのない事実なのです。

ただ、その差が体感できるほどのものなのか‥‥‥というと微妙ですが、モーターだけで加速する場合はエンジンも回っている場合に比べて非力なので、それを体感できたという可能性は十分あると思います。

そして、軽量ホイールに交換したメリットはそれだけではありません。昔から「バネ下の1kgはバネ上の10kgに相当する」と言われていますが、バネ下重量が軽くなることでタイヤが受けた入力がサスペンションにすぐに伝わりやすいというメリットもある。いわゆる「フットワークが良くなる」という状況です。
バネ下が重たいと段差等でタイヤに入力があってもすぐにサスペンションが動かず、しばらくの間ホイール(バネ下)がバタつくような状況となります。

私が「7代目トランポ・ハイエーススーパーロング特装」に乗っていた時のことですが、ノーマルは鉄ホイール、それも4駆用の分厚い鉄板製のクソ重たいホイールが付いていて、大きめの段差をある程度のスピードで越えると、その後しばらくの間ホイールがバタつく感覚を体感し、すぐにアルミホイールに履き替えたという経験がある。

↑7代目トランポ・ハイエース特装。鉄チンホイールのバタつく感じに嫌気がさし、近所のイエローハットへ行って在庫の中から取り付け可能なアルミホイールを選んで即交換したものの、耐荷重とか全然気にしなかったので何年か使用しているうちに気がつくとクラックが入っていた!危ないあぶない。

レアマイスターのLF-FORCEは耐荷重815kg。40系アルヴェルの中でも一番重たいエグゼクティブラウンジにも使用可能、なおかつ純正ホイールセットより1本あたり3.6kgも軽い!
実際に装着しての第一印象は、前にも書いた通り「走り出しが軽い」。きっと燃費も良くなるに違いない。


純正ホイールではナットをクロームメッキに替えてもその存在感がなかったが、LF-FORCEのマットブラックとの組み合わせではクロームメッキがいいアクセントになっていてGOOD。

というわけで、今回入れたレアマイスターのLF-FORCEは発売されるまで待った甲斐がある、40系ヴェルファイアにピッタリなホイールでしたが、タイヤの方(MICHELIN X-ICE SNOW SUV)のインプレッションはもう少し先になりそうです。

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