先日の奥日光行きで感じたこと | 40系ヴェルファイアZ Premierのブログ

先日の奥日光行きで感じたこと

強力なパワートレインとミニバンとは思えないコーナリング性能、そして燃費の良さ

先日奥日光へ行った際、改めて40系ヴェルファイアハイブリッドの素晴らしさを再確認できたのでそれについて書き留めておきたいと思います。

まずは前にも書いたいろは坂登りでの走りの良さ。新たにドアスタビライザーを装着したことによってさらにコーナリング性能に磨きがかかり、ついついアクセルをいっぱい踏み込んでコーナリングを楽しんでしまったことは下の動画の通り。

繰り返しになるが、ドアスタビライザーを装着したことによってステアリング切り始めの応答が良くなり、思い通りのラインをトレースするのがより容易になったわけだが、重心が高いミニバンなのに極めてロールが少ないヴェルファイアZ Premierの優れたコーナリング特性が元々あるからこそ、より際立った高性能ぶりを発揮してくれたと思う。

30系の時はいろは坂等のコーナリングでは大きくロールし、体の位置や視線が変化するのでそれだけでも狙ったラインを保ちにくかったのだが、40系になってロールが極めて少なくなり、自分の位置(路面に対しての高さ)や視線が安定しているのでそれも大きなプラス要因になると感じた。

もう一つ強く感じたのが、40系ヴェルファイアハイブリッドのパワートレインの力強さだ。
2.5リッターDOHC16バルブのダイナミックフォースエンジンと前後モーター+バイポーラ型ニッケル水素電池の組み合わせは、いろは坂の登りでもアクセルを踏み込めばグイグイと強力に加速してくれて、パワー不足のストレスとは無縁な快適な走りをしてくれた。
ただ、一瞬だけバッテリー充電率が40%を下回り、モーターアシストが無くなってパワーダウンを感じた場面があったが、それも一瞬だけですぐに回復。30系の時はいろは坂の途中でモーターアシストが無くなってしまいコーナー立ち上がりでエンジンがもたつく状況が続いたことに比べると、その動力性能は比べ物にならないほど向上している。

とにかく、そのロールの少なさ、パワーの強力さなどは上の動画のドライブレコーダー映像でもハッキリと判るので、ぜひ確認してみていただきたいと思います(モーターアシストが無くなって一瞬だけパワーが落ちる瞬間も録れています)。

そんな感じで、いつもは燃費を良くする走りを心掛けている私も、この時ばかりはそんなことも忘れて走りを楽しんでしまったので、帰ってから「My TOYOTA+」アプリのドライブログを見ると、このいろは坂の登りを含む区間の平均燃費は9.7km/Lという、とても悪い数値となってしまっていた。

まぁ、ただでさえこの区間は標高1,400mまで上がるので燃費は悪いのだけど、10km/Lを割り込んでしまうのは悪すぎる‥‥‥けど、何度もアクセル全開で走りを楽しんだ結果なので仕方ないとも思う。

そのかわり、同じ区間の帰り道は今度は同じ標高差を下るので圧倒的に燃費は良くなる。

こちらは38.7km/Lという圧倒的好燃費を記録。
これ以降も、いろは坂登りでアクセルをいっぱい踏み込んでしまった分を取り戻すべく慎重なアクセルワークで走行を続け、最終的に1日の平均燃費は以下の通りとなった。

う~ん、19.3km/Lかぁ‥‥‥もっと行くと思ったんだけどなぁ。

これまでの最高記録は昨年11月、最初のドライブで栃木県北部方面へ行った時の19.6km/Lで、今回その記録を破りたかったのだが残念ながらあと少し及ばず。
敗因はやはり、いろは坂登りを含む区間の9.7km/Lだろう(始動直後自宅近くのコンビニまでの間が6.3km/Lという最悪値となっているが、わずか1km弱の区間なので大勢に影響はないと思う)。
帰り道に関しては、前述したいろは坂下りを含む区間は標高1,400mまで上がって獲得した「位置エネルギー」を利用できるので圧倒的な好燃費となるのも当然と言えば当然の結果だが、それ以降の平地においても25km/L越えの超好燃費をたたき出していただけに、やはりいろは坂登りで攻めてしまった(笑)のが悔やまれる。

もしもの話になるが、もしいろは坂登りでも燃費を意識した走りをしていたならば、1日平均燃費が20km/L越えとなったことは間違いないだろうけど、それでも私はあの場面で、40系ヴェルファイア開発者が語っていた「ドライビングプレジャー」に浸ることができたので、十分満足している。

そのうち「燃費20km/L越え」を目指すドライブに出かけたいと思っているが、そのコースを選ぶ際は「いろは坂」は除外しようと考えているところだ。

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