雪の奥日光へ新型ヴェルファイアでドライブ~いろは坂で優れた走行性能を実感 | 40系ヴェルファイアZ Premierのブログ

今年2回目の奥日光行き~いろは坂で30系とは別次元の走りを堪能~

第2いろは坂の登り、30系は途中でモーターアシスト喪失で大幅パワーダウン→40系は最後までモーターアシスト付のフルパワーを維持

正月に奥日光(湯元温泉)へ行ったばかりだが、また奥日光へドライブがてら行ってきた。

今回の第一の目的は、久しぶりに戦場ヶ原~小田代ヶ原周辺での探鳥ハイキングだったが、第二の目的(このブログ的にはこっちがメイン)はいろは坂の上り・下りでの30系との走りの比較。
40系はコーナリング性能が別次元と言っていいほど30系から進化しているのはもうわかっているけど、私が一番気になるのはそれとは異なる別の事柄だった。

いろは坂は30系でもう何十回と走っていて、登って行く時はエンジン+モーター両方のパワーを使ってグイグイと登って行くのだが、モーターを使い続けるので途中でバッテリー充電率が40%を下回ってしまい、モーターアシストがなくなるので急にパワーが失われるという現象が起きる。
そう、前にも書いた通り30系ハイブリッドはバッテリー充電率が40%~80%内に収まるよう制御されているので、上り坂でアクセルを踏み続ける状況が続くとバッテリー充電率が40%を切った時点でモーターアシストが行われなくなるからだ。

最初この状況になった時、それまではアクセルを踏めば力強く加速していたのが急にモワっと息をつくような感じになるので「まさかのガス欠か!?」と思ってしまったほど。
だが、レーダー探知機のOBDⅡデータを見るとバッテリー充電率が40%を下回っているのがわかり、「充電率40%~80%ルール」に従ってモーターアシストを打ち切ったせいだと理解できた。

上り坂の連続でエンジン回転が高めの状態が続いているのに、その充電電力よりもモーターの消費電力の方が大きいことが原因で突然モーターアシストが喪失し失速するというこの30系の特性には、正直言ってガッカリしたものだ。

今回は、40系でも同じように途中でモーターアシストがなくなってしまうのかどうかを確認したかった。
そこで、SONYのアクションカム「HDR-AS50」をダッシュボードに固定し、前回の記事で紹介したOBDⅡデータを表示させているレーダー探知機の画面も映し込んでいろは坂を走る動画を撮影することにした。

この状態で撮影した映像を基に、ドライブレコーダーのリアカメラ映像も編集で加えたので、とても情報量の多い動画が完成した。

情報量が多すぎて一回の視聴だけでは全部観るのは不可能なので、何度でも繰り返し見てくださいね(笑)。

で、気になっていたモーターアシストが無くなるかどうかという問題は、結果としては第二いろは坂全区間をモーターアシスト付で快適に走り抜けることができたわけですが、パドルシフトでギアを選びながら上り坂のワインディングロードをグイグイと駆け登っていく快感は、まさに「ドライビングプレジャー」と呼ぶにふさわしい素晴らしい体験でした。

そしてこの動画を観て、改めて感じたのは「やはりエンジンの音はいいなぁ」ということ。
パドルシフトでシフトダウンした時のエンジンの唸り、そしてコーナー立ち上がりでアクセルを踏み込んだ時のエンジンの咆哮は、子供のころから自動車レースが好きだった私の本能を呼び起こしてくれた。
これはモーターだけのクルマでは決して味わえない快感、興奮だと思う。
TOYOTAはこのエンジンというパワーユニットをこれからも大事にする方針のようだが、エンジンをやめる宣言をしたHONDAには大いに失望させられた。

今後はEV車がどんどん増えるのかも知れないけど、私はこのTOYOTAのハイブリッド車を乗り続けたいと思っている。

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