標高1400mの険しい道は「コース選定ミス」でも20.2km/Lの自己新記録達成
早いものでわが40系ヴェルファイアが納車されてから1年が経過。MyTOYOTA+アプリからもお祝いが届いた。

私自身も5月に引っ越しをして新たに通勤生活を始めて約半年が経過、ようやくこの「2拠点生活(笑)」にも慣れてきて、仕事の方も一段落したので久しぶりにロングドライブしてみたくなった。
で、以前から考えていた「燃費記録に挑戦する旅」の1回目をやってみることにした。
行き先は、大好きな奥日光へ‥‥‥と思ったが、ちょうど紅葉の時期で大渋滞必至なので、40系に乗り換えてからもう一つのお気に入りポイントとなっている浅間山方面に決めたのだが、奥日光同様標高が1400mほどあり、行きの上り坂で余計に消費したエネルギーを、帰りの下りでいかにロスなく回収できるかが1日を通しての燃費向上のカギとなってくる。
そして、燃費記録挑戦に当たっては、正しい燃費が出るようふたつのルールを設定した。
ひとつ目は、一日の走行距離。
短い距離だとハイブリッドシステムの状態が偏って、燃費の数値が正しいものとは言えないし(例えばバッテリー充電率が高い状態でスタートしてそれを使い切り充電モードに入る直前にゴールした場合、通常より燃費が良くなってしまう)、誤差が全体の数値に影響する割合が大きくなってしまうので、最初は200km以上にしようと思ったが、ちょっと敷居が高くなってしまうので100km以上に決めた。
ふたつ目は、スタートとゴールは同じ地点である、ということ。
これには重要な意味があって、標高差が燃費に影響するのを避けるためスタートとゴールを同じ標高にする必要があるのだ。
一例として、以前奥日光湯元温泉に一泊した時の2日目のデータを見てみよう。

このように148km走行して1日を通しての平均燃費が22.1km/Lとなっているのだが‥‥‥

この日は湯元温泉を出発し、標高差1400mを下りてきて自宅へ帰るという行程だった。
つまり出発時に持っていた標高1400mの「位置エネルギー」を使えるので、燃料消費量は通常より少なくて済む。
ちなみにこの前日、自宅から湯元温泉へ行った時のデータはこのようになっている。

この通り一日の平均燃費12.5km/Lと、1400m登るせいで通常よりかなり悪い数値となっている。
この二日間を通しての平均燃費を算出すれば、前述の二つ目のルール(スタートとゴールが同じ地点)に適合するが、単純に両日の燃費を足して2で割ると17.3kmという平凡な数値となる(厳密には二日間通しての燃費はそんな簡単な計算では出ないが)。
この二つのルールにのっとり燃費記録に挑戦となったが、やはりコース選定を誤り浅間山手前の区間では9.8km/Lという最悪の燃費となり、目標としていた「1日を通しての平均燃費20km/L超え」は無理と諦めかけたものの、最後の区間で平地では過去最高の24.5km/Lという好燃費をたたき出し、1日トータルで20.2km/Lという平均燃費を記録、なんとか当初の目標をクリアすることができたのでした。
このシリーズの第2弾はいつになるかまだ分かりませんが、次の目標は「21km/L超え」で行こうと思います!!