プラシーボ効果?いえいえ明らかに音が変わります
先日のAmazonブラックフライデーセールの時に、以前から気になっていたコレをポチってみた↓
この小さなシートをスピーカーに貼るだけでオーディオの音質が向上するという、いかにもインチキ臭い「オカルト的」な商品ではあるが、音質向上グッズでよくある「制振系」ではなく「静電気除去系」の製品であるところがミソだ。
「静電気を制するものは空気の流れをも制する」‥‥‥これは私が今考えた言葉だが、あのトヨタが「GRパーツ」として下記のような商品を販売しているのだから、この言葉は我ながら名言であると思う(笑)。
で、オーディオシステムから出される「音」は空気の振動‥‥‥これにも空気の流れは微量ながら関係しているのだから、スピーカーまわりの静電気を除去すれば音質が向上する、という理論は成り立つのではないか。
そういえば、わがヴェル様の「プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツイーターシステム」から流れるサウンドが、いつもよりすごくクリアに聴こえる気がする時があるのだが、それは雨が降っている日であることが多い。
雨の日は晴れた日に比べて静電気が発生しにくいことから、これは「静電気を除去すれば音質が向上する」という理論を裏付ける現象なのかもしれない‥‥‥そう思ってネット上で検索してみると、出てくるわ出てくるわ「静電気除去で音質向上」という無数の記事が。
まぁ、こういう「オカルト的」なグッズの試用レポートには「プラシーボ効果」がつきもの。ドアの隙間にゴムを貼って「ドアスタビライザー自作しました」とか言ってるお方は必ず「走りが劇的に変化しました!」とも言っていて、もうプラシーボ効果全開。
オーディオ界隈でも静電気除去グッズを自作なさる方々が多数存在し、そういう方は必ず「劇的に音が良くなった!」などと自画自賛しているが、これなんかもほぼ100%プラシーボ効果なのではないかと思われる(?)。
だが、この「AdPower Sonic」は「レコーディングエンジニア監修」と謳っていて、実際に音響解析の結果、この製品を貼り付けることでIACC(Inter Aural Correlation Coefficient-両耳間相関関数)が増大。音像や定位感が増し、よりクリアに聴こえるという結果が出ているらしい。
数日後、製品が届いたので箱を開けてみると‥‥‥

↑これはSサイズ。
ツイーターに適したSSサイズも一緒に注文しておいた。

あ、百円玉は大きさの比較のため一緒に撮っただけで、100円で買えるわけではありません(笑)。
これを見て分かるとおり、とても小さい製品です。
構造的には、細かい網状の銅線を硬めのブチルゴム?で挟み、外側に黒色アルミテープ、内側に接着用両面テープが貼ってあるように見える(あくまでも想像ですので間違っていたらごめんなさい)。
早速ヴェル様のドアスピーカーに貼ってみた。

貼る位置によって音に違いが出るということだが、とりあえず適当な位置に貼ってみた。
ダブルツイーターの方はこんな感じ↓

ホーンがついてない方の貼る位置は迷ったが、この位置だと反対側の座席から見るとスピーカーが隠れてしまうけど「ダブルツイーターシステム」的にはこのツイーターからの音は反対側に聴こえない方が良いので、これでOK。

貼り付けも終わり、いよいよ試聴となるわけですが、自分で言うのもなんですがこの私、オーディオに関しては耳が肥えているので「プラシーボ効果」で良くなったような気がする、ということはないと自信を持って言えます。
そんな私が、ヴェルファイアのプレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツイーターシステムにAdPower Sonicを取り付けて聴いてみた結果は‥‥‥
現在、たくさんの「優れた録音」の音源を聴きまくって検証中ですが、結論から言うと「明らかに音が良くなった」という事実をはっきりと確認できています。
どんな音源で、具体的にどう音が良くなったかを実際にいろいろな音源を聴いて確認中で、後日その詳細をここにアップするつもりですが、ざっくり言うと「濁りがなくなってクリアな音になり、元々優れていたプレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツイーターシステムでの各楽器の音像定位や左右の音場の拡がりがさらに向上した」感じ。
今まで何度もリピート再生してきた音源を、このシステムで聴くたびに新たな発見があるような状況で、久々に「オーディオの深い沼」にハマってしまっています。

それにしても「プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツイーターシステム」って素晴らしいオーディオシステムですね。
まさに「ヴェルファイアの車内がリスニングルームになる」という感じです!



