事件翌日 朝からTV各局がこの話題を取り上げる
自宅すぐ近くで発生した小学生ひき逃げ事件発生から一夜が明け、TVではこの話題が大きく取り上げられた。
まず、我が家で毎日朝食時に見ているテレ朝のモーニングショーでは、何か事件があると全国どこでも現場に駆け付ける齊藤レポーターが現場に来て、生中継をしていた。
この放送をリアルタイムで見ていた私は、すぐそこにいつも見ている齊藤レポーターがいて、生中継しているという現実を不思議な感覚で観ていた。
そしてこの映像の中で、犯人のクルマが逃走して県道に左折する際、大きく反対車線にはみ出す様子が映っていました。

この場面をTBS「ひるおび」で取り上げた際、コメンテーターが「こんなに反対側に膨らむのは恐らく自分のクルマじゃないから車両感覚がないのでは?」というようなことを言ってましたけど、それは違うな、と思った私。
犯人はこの辺りの土地勘がありこのクルマの運転にも慣れている
そう、この場所(T字路交差点)は道が狭い上に左右から縁石が張り出していて、左折する場合は反対車線まで膨らまないとムリなんです。

↑これは私のクルマのドライブレコーダーに残されていた約半年前の映像ですが、犯人のクルマが通った道から県道に出ようとするところです。
この道はパチンコ屋とコンビニに挟まれた狭い道路で、私はこの後右折したので問題ありませんでしたが、犯人のクルマはここを左折したわけです。
ご覧の通り、止まれの標識の下に縁石が大きくはみ出していて、これに左後輪が乗り上げないように左折しようと思うと、大きいクルマでは反対車線まで膨らまないとムリなんです。
逆に、これに映っているトラックの位置からこっちに左折しようと思うと、曲がる前にいったん反対車線まで大きく膨らまないとムリなのです。それはこの近くに引っ越してきた直後、近道だからとここを左折しようとして「無理!」と諦めた私の経験から断言できる事実です。
だから、ここで大きく膨らんだから車両感覚がないとは言えない。むしろ幅の広いディフェンダーの車両感覚が分かって運転していると感じました。
さらにこの先で犯人のクルマは狭い道を右折してスピードを上げて走り去っていますが、その先は狭いクランク状になっていて、ヴェルファイアで走り抜けるのは狭くてかなり神経を使う場所なのですが、その難所を幅の広いディフェンダーで走り抜けている。
そもそもこの道は地元民でもあまり通らないようなルートなわけですが、その先は「BUS STOP」という唐揚げ屋さんのところで大場川沿いのバス通りに突き当たる。
犯人のクルマはそこで右折して、バス通りを南下する様子が防犯カメラに捉えられていました。
ここまでの状況を見ると、犯人はこの辺りの土地勘がある人物で、このクルマの運転にも慣れていることがわかります。
そもそも事故を起こした道は、市役所前の道から県道367号へ繋がる「抜け道」で、地元の人しか通らないようなルートなのです。そこを通っていた時点で、犯人はこの辺りの道路事情を良く知っている人物であると思われます。
これは私の想像でしかありませんが、もしかしたらこの近くにあるパチンコ屋に頻繁に訪れていた人物なのかも知れません。
目立つクルマなのに隠す気なし?近くであっさり発見&押収
そしてこの日の夜、最後に防犯カメラに映った場所から約2km南の三郷排水機場近くの狭い路地の奥でこのクルマが発見されました。
事故の際乗っていた二人は見つかっていないということですが、駐車されていた場所の隣には複数の外国人が暮らす寮のような建物があるそうです。
このクルマに乗っていた二人もアジア系の外国人らしい、という情報があり、何だかこの事件の裏には深い闇がありそうな雰囲気がプンプンしてきました。
この記事を書いている5月16日14時の時点では犯人はまだ見つかっていませんが、もう捕まるのは時間の問題であると思われます。